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なぜ人は自慢話をしたがるのか?

2025年05月22日

なぜ人は自慢話をしたがるのか? その心理と上手な付き合い方

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦


ありがとうございます。今日のテーマは、「なぜ人は自慢話をしたがるのか? その心理と上手な付き合い方」です。私(竹内成彦)は、人の自慢話を聞くのが嫌いではありません。あまりにも話が長い人は、ちょっと苦手ですが、自慢話を聞くのがイヤだと思ったことは、ほとんどありません。それは、私が、相手の話の中にある「面白い情報」を純粋に興味深く受け止めることができるからだと思います。

でも、「自慢話を聞くのが嫌い」とおっしゃる人は少なくないです。
では、そもそも自慢話をよくする人は、どうして自慢話ばかりしてしまうのでしょうか?

1.「認められたい」「褒められたい」という承認欲求が強い。
上記は、幼少期に十分に褒められなかった経験や、自信のなさが根底にあることが多いです。他者からの評価を通じて自分の価値を実感したいという気持ちが、自慢話として表面化しているのです。

2.自信がなく、劣等感を抱えている。
一見自信満々に見える人でも、内心では他人と自分を比較して劣等感を感じている場合があります。その劣等感を隠すために、自分を大きく見せたり、優位性をアピールしたりするために自慢話を繰り返したりするのです。

3.「自分は正当に評価されていない」等、現状に不満がある。
現在の自分の評価や状況に満足していなかったり、孤独や寂しさを感じていたりする場合にも、自慢話を通じて一時的に心の隙間を埋めようとすることがあります。過去の成功体験や実績を語ることで、自分を慰めたり、周囲からの反応で満足感を得ようとするのです。

よって、「自慢話を聞くのが嫌い」とおっしゃる人は、下記の対策を取られるといいでしょう。
1.軽く「すごいね」と聞き流す。
「そうなんだ」「すごいね」など、最低限の相づちだけで対応し、深入りしないのが有効です。長くなるだけなので、無理に共感したり、否定したりする必要はありません。

2.興味なさそうに「へぇー」と返す。
「へぇー」「ふーん」「そうなんだー」と、興味のない様子で淡々と返すことで、相手も「自分の話はあまり歓迎されていない」と感じて話を切り上げることがあります。

3.タイミングを見て、話題を変える。
自慢話のキーワードを拾って、「そういえば……」と自然に話題をスライドさせるのも効果的です。相手が「話を聞いてもらえない」と気づけば、自慢話が減る場合もあります

4.エスカレートしてしまう恐れがあるので、自慢返しはしない。
張り合って自分も自慢話をすると、エスカレートしてしまうので避けましょう。相手の承認欲求を満たしてあげるほうが、早く話が終わることが多いです。

というわけで、上記の対策を取れば、自慢話を延々と聞かされることはなくなるでしょう。「自慢話を聞くのが嫌い・苦手」とおっしゃる人は、ぜひお試しください。


今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。



引用元の記事はこちら(https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a8ba11447aeb9fa2420c18992ffae2305c4d9dcb)


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